ペン太の就職活動記・覚醒編~なぜテクニカルライターになるのか~
こんにちは、ペン太です。
今回は就職活動記・覚醒編ということで、ペン太がいよいよテクニカルライターの説明会で感じたことなどを振り返っていこうと思います。
過去記事をまだご覧になっていない方は是非どうぞ↓
前回のおさらい
2月、ペン太は電車に二時間ほど揺られてテクニカルライターを募集している企業の説明会にやってきました。駅の一方には大きなショッピングモール、もう一方は住宅街。なるほど近年開発が進んできたのかなかなかきれいな街並みです。
駅を出てすぐのところに小さなビルがあり、そこに会社が入っているようなのです。
「テクニカルライター」なんていうアヤシイ職種を擁する企業なわけですから、正直ペン太はかなり緊張して、鬼が出るか蛇が出るかという気持ちでそのビルへと足を踏み入れました。
さて、人事の方に案内されたのは小さな部屋で、5席×4ブロックに、半分くらいの人が埋まっていました。5席はちょうど小学校の給食の時間みたいにくっつけられています。
ちょっと意外だったのは、女性率が高かったこと。1ブロックに男性は一人ずつ、といった形で、ペン太も男性一人でした。
……余談ですが、男一人というのは場を回しやすいのでペン太は結構好きだったりします。笑
「あれ? これ、やったことあるぞ?」に気づく
さて、説明会の日程は以下のようになっていました。
- この会社の説明
- テクニカルライティングを体験してみよう
- 質疑応答
普通の企業では1、3でおしまいになりますが、2のTW体験というのがペン太の目を引きました。一般的な説明会よりも長い時間をとっていたのはこのためのようです。
1.の会社の説明では、人事部長(だったと思う)が現れて説明と、いたってありふれた説明会でした。スライドがすごくわかりやすいとか、そういうわけでもなく、「香ばしい感じのにおいがするわけではないけど、なんか普通だな……」だなんてペン太は思っていたのですが。
「2.テクニカルライティング体験をしてみよう」が、ペン太に衝撃を与えました。
内容自体はいたってシンプル。コンピュータの簡単な仕様書を渡されて、それの説明書を書いてみよう、といったものです。せーの、で書き始めたペン太ですが、あることに気が付きました。
楽しいとか、やりがいがあるとかの前に、
「……この作業、初めてじゃないな」
と思ったのです。
それまで、テクニカルライティングなんて聞いたことも見たこともない仕事、そう思っていたペン太が、初めてでないと感じたのです。その理由はすぐにわかりました。
部活で後輩に指導する際、練習メニューや注意すべきところを文章でまとめて後輩に渡したりしたことがありました。
ゼミ発表で使うスライドやレジュメ作りはなぜかいつも気合を入れて作っていました(肝心の論文中身の理解はいまいちでしたが)。
塾で生徒に教える際には板書をいかにして生徒にわかりやすい構成にするか、気を使っていました。
これらはすべて同じこと、この「テクニカルライティング」集約されていたのです。
ペン太は夢中で説明書を書きました。
条件設定に「この説明書を使うのは機械に長けてるもの」って書いてるのを無視して、ひたすら丁寧に書きました。
……それを社員さんに見せたら「長すぎだよ」と笑われたのは言うまでもありません。
まとめ
- テクニカルライターの説明会に初めて参加
- パッと見は普通の会社で拍子抜け
- 今まで好んでやっていたことは、「テクニカルライティング」だった