テクニカルライターのたまご、クリエイトする

テクニカルライターとして修業予定の大学生が考えたこと・学んだことを書いています。

ペン太の就職活動記・発見編 ~なぜテクニカルライターになるのか~

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こんにちは、ペン太です。

 

今回は前回の記事↓ 

 

↑の続きということで、また就職活動を振り返りながら、

なぜペン太がテクニカルライターとして就職することに決めたのかを

自分の中で整理していきたいと思います。

  

 

前回のおさらい

  •  似非理系の劣等生のため、院進でなく就活へ。
  • テクニカルライターは就活当初はノーマーク
  • 大学で学んだこと(理科の知識)を生かすため、教科書出版社をめざすことに

 

 というわけで、12月初旬、ペン太は各種就活サイトで出版社を探しては、

ひたすらエントリーボタンをクリックしまくるという苦行に勤しんでいました。

 

 ちなみに、さすがに教科書系の出版社だけではエントリー数が少なすぎると思い、

出版社なら何でもかんでも手当たり次第にエントリーしていました。

 

(そもそも出版だけに絞ってる時点で相当な博打を打っているということには、

このときまだ気づいていませんでした)

 

志望動機の壁

 年が明けて1月になると、いよいよ多くの企業でES(エントリーシート)の受け付けが始まります。

ESで最もよくある設問の一つといえば、

 

「志望動機」

 

でしょう。

 

 また一方で、きちんと数えたわけではありませんが、全国の出版社の中で教科書を扱っている出版社はあまり多くはありません。

ペン太は困ったことに気が付きました。

 

普通の出版社では、「大学で習った(理科の)知識を生かしたい」という志望動機が使えないではないか!

 

(まあ大学で勉強したことを生かしたいならほかにもっとあるはずなので、そもそも志望動機として弱いと今にして思いますが……)

 

 そんなわけで、ペン太は出版社で通用しそうな志望動機をまた考えなければならなかったのでした。

 

新たな就活の軸「人に伝える仕事がしたい」

 ペン太は、また教員を志望していたころを思い出していました。

 

 そもそもなぜペン太は教員を志望していたのか。

前回の記事では高校時代の恩師にあこがれて、と書きましたが、

もちろんそれだけではありません。

 

 ペン太は「教えることが好き」でした。

 

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 部活動やサークルで後輩にいろいろと世話を焼いたり、

塾講師で生徒に勉強を教えることはとても楽しく、やりがいがありました。

 

 人に何かを「教える」ということは、人に何かを「伝える」ということです。

この「伝える」ということは、世の中の人に読まれる書籍等を作る出版社あればできることなのではないでだろうか?

 

 目的と手段が逆になる、というのは良い効果を生み出すこともあるようで、

ESに書くために考え付いたこの「人に何かを伝える仕事」というのは、

今後も最後まで、ペン太のぶれない就活の軸となって支えてくれることとなります。

 

ふと目についた、「テクニカルライター」の8文字

 「人に伝える」にプラスして、エントリーする企業の特色を加味すれば、それはもう立派な志望動機です。

志望動機も無事に見つかったペン太は、ESの作成に加えて、

よりいっそう就活サイトめぐりにも精を出しました。

 

 「出版」のカテゴリで企業を検索していても、出版社ではない企業が見つかることがあります。

 おそらく類似した企業も登録されているからと思いますが、

この頃からペン太は「人に伝える仕事なら」と、出版社ではない企業にもエントリーし始めていました。

 

 そこで見つけたある職種が、今後のペン太の進路を大きく決定づけることになります。

 

テクニカルライター」。

 

 この8文字を見つけた時、ペン太はこう思ったのです。

 

「厨二っぽい名前だけどなんかかっけえ!!」

 

まとめ

  • 持ち駒を増やすため、教科書出版社以外もエントリー
  • 「大学で学んだことを生かす」を使えないケースが多いので、「人に伝える仕事」という軸を打ち立てる
  • 出版社以外にも手を広げているとき、「テクニカルライター」を発見